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人事部が知りたい面接官に必要なスキル
企業の新卒採用が増加を続ける近年、売り手市場と言われる採用現場では、優秀な人材をいかに多く確実に集めるかが人事部の大きな課題となっています。SNSなどで面接内容が拡散されてしまう時代、採用面接官の対応が企業イメージを左右することも少なくありません。企業イメージをしっかり守り、自社の将来に役立つ人材を選ぶために、面接官には確固としたスキルが必要です。
面接官にとって必要なスキル
採用面接における重要なポイントは、応募者に正しく企業情報を伝える、優秀な人材をしっかり見極める、選別した人材の入社動機を高める、の3点です。そのため、面接官には以下のようなスキルが求められます。
コミュニケーション能力
応募者側も面接対策を練って来るので、ありきたりな質問では応募者の本音は分かりません。基本的事項を押さえつつ、質問のアングルを変えて応募者の地を引き出す工夫が必要となります。そして、内定辞退率を低く抑えるには、優秀な人材の入社意志を汲み取るコミュニケーション能力が必須です。
スピーチ力
採用面接は人材を選別する場であると同時に、企業のCI(コーポレート・アイデンティティ)プレゼンテーションの場。入社モチベーションを高めるような、企業アピールが大切です。ダラダラと多弁になることなく、コンパクトかつ最大限に企業の魅力を伝えるスピーチ力が求められます。
説明
面接における理想の発言割合は、面接者2:応募者8。応募者にしっかり発言させて面接の精度を上げると共に、相手が必要とする企業情報をきちんと伝えなければなりません。入社後の離職者を出さないためにも、事業内容や社内概要を的確かつ魅力的に説明することがポイントです。
マナー
面接時のネガティブな内容は瞬時に就活市場へ拡散されると心得ましょう。セクハラ・パワハラと見なされる発言や圧迫面接と見なされる応対はNGです。ハラスメントや圧迫面接の事実が社名付きで拡散した場合、企業イメージは被害甚大です。面接官には、社会人としてのマナーが問われます。
面接官として心掛けるべきこと
応募者は面接官の言葉だけでなく、質問する際の態度や受け答えも見ています。不用意な応対で応募者の入社動機を減退させないよう心掛けましょう。
これはNG! 面接官の応対例
思い込みや、自分なりの常識を押しつける言い方
「接客バイトをしていたなら営業力には自信あり?」など、思い込みで応募者を決めつけるのは危険。応募者にきちんと動機や希望を語ってもらい、意志を確認することが精度の高い面接につながります。
身だしなみや態度が悪い
緩んだネクタイ、ぼさぼさの髪など、社会人として不適切な身だしなみで面接するのは絶対NGです。足を組んだり椅子にふんぞり返って話を聞くなど、社員の態度が悪い企業に入りたがる人はいません。
言葉遣いが悪い
年下かつ学生の応募者ということで、上からの物言いをする面接官、あるいはやたらと馴れ馴れしく、プライベートな事柄を聞く面接官もNGです。人的環境が悪い会社と見なされます。
相手の話を聞かない、興味を持たない
応募者が真面目に答えたのに、反応せずまたほかの質問をする。「ふーん、そう」など、興味のなさそうな返答も応募者のモチベーションを下げ、働き甲斐のない会社と見なされます。
面接後の対応にも気をつけよう
合否のジャッジを出すタイミング、ジャッジを出す場合の連絡内容にも注意が必要です。不合格者の取り扱いを間違えると、悪い口コミが広がり、翌年の応募者を大幅に減らす恐れもあります。
合格通知は迅速に、不採用は適度なタイミングで
就活期、個々の応募者の状況は刻々変化しています。優秀な人材は他社からの引き合いも多いので、迅速に合格通知を出して入社動機を高めるステップへ進みます。不採用の場合、早過ぎる通知は失礼にあたります。引き伸ばさない程度の日数を置き、丁寧にお断りします。
応募者にとって面接官は、会社の代表であり職場を覗く窓です。企業イメージを守り、優秀な人材の入社動機を上げるためには、面接官のスキルアップが欠かせません。
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